詩の投稿サイト poecs

poecs ではブログ感覚で詩を投稿して、みんなに公開することが出来ます。コメント&トラックバック機能を使えば利用者同士の交流や、外部ブログとの連携も可能です。

ログイン / ユーザー登録をする / パスワード再発行

ログインフォーム
ユーザー登録をする

友達

僕が死んだ日

僕が死んだ日
こころはかたちではなく 只の言葉だと知った
僕の周りには黒い服の大人たちが列を成す
君たちはあの時 少し大人になったんだろう?
僕を忘れるために

服が濡れてしまうんだ ななつの雨が濡らすから
春は未だ遠いから 少しだけ寒さを感じてしまう
もう この暗闇の中で 夢を見ることもないのだろう
子守唄だけが響く

静やかな午後に お別れの言葉を告げよう
其れはきっと 愛の囁きみたいに聞こえる
其れはきっと 一つの詩のように聞こえる
きっと

今 葉を揺らす雨粒の音が ひとつ 鳴って
この音で君たちは僕を思い出すのだろうか
こんな雨の日には 遠い昔と語り合うのだろうか
僕のことを

大人たちの列は歩いていく 僕を置いて 何処かへ
大人たちの列は歩いていく 僕を置いて 何処かへ

僕が行き先を知ることはないのだ もう 
お別れの時間は終わりを告げて 君たちには明日が
僕には 終わらない今日の夢が待ち続けている
ずっと

静やかな午後に お別れの言葉を告げよう
其れはきっと 愛の囁きみたいに聞こえる
其れはきっと 一つの詩のように聞こえる
そっと

  • RSS Feed
  • Save this page to del.icio.us