死んだ
ひとの数だけの
星がながれる草原があった
朝がくるたび
顔を洗う
川のほとりから
クルーが
ひとりずつ消えていった
ぼくは
書物を読んでいた
昼と夜とが
隆起と陥没を繰り返す
ねじ式の
言葉を
ゆるめたりしめつけたりした
クルーがむかう
死んだ
ひとの数だけの
星がながれる草原があった
朝がくるたび
顔を洗う
川のほとりから
クルーが
ひとりずつ消えていった
ぼくは
書物を読んでいた
昼と夜とが
隆起と陥没を繰り返す
ねじ式の
言葉を
ゆるめたりしめつけたりした
クルーがむかう
こんな雨の日には
雑木林の
憂鬱がたち昇って
空の雲になるのかなあ
アダージョより
もっとゆるやかに
なにも急ぐことはない
二歳児の
おまえは
なんでも口に入れたがる
触れたがる
ほら
耳をすましてごらん
樹の幹が
水道管になって
きれいな水を汲みあげているだろう
嗚呼
いっそ忘れてしまえたら
どんなにか楽だろう
涙? そんなものもう枯れた
もう なにもうつらない 私の瞳
私は もうガラクタも同然なの
ぼろぼろ で 狂気に堕ちた
ガラスの塔のように 崩れ落ちた 私
貴方 を無くしてしまったから
嗚呼
昨日ね ちょっとした事がいっぱい重なって
腹に据えかねて自棄酒(やけざけ)やっちゃった
でもね みんな、み―んな 優しかったよ
「あーあ、こんなに飲んじゃって大丈夫?」なんて言ってくれたよ
やっぱり、いいよね 家族って
やっぱり、いいよね 友達って
あまりに観覧車が速いスピードで回るため
外の景色を見ることができないんだ
車体が風邪にゆられて大きくきしむから
もっと丈夫なゴンドラにのっていたいのにな
もっとゆっくりと回ってくれたらいいのにな
そんな観覧車の操作をしているのは僕
となりの○○ちゃんが死んだ
むかいの△△くんの足は飛んでった
生きてないものを見るのはもう慣れた
壊れたドアもうまく開けられるようになった
そろそろ
僕の番かなぁって
赤い夜空を見上げてる
ペンを走らせるほど
ぼくは離れてゆくのに
ひたいは近くなって
なぜだろう、
世界が滲んでいるんだ。
どんなに戻りたくても
いくら滲んでいても
もう白紙にはできないから
二人だけの物語に
優しいエピローグを。
大切な人へ
いまの僕にできる
今 何かが変わろうとしている
雇用形態もそうだろう
私の幼い頃は終身雇用が当たり前だった
何で派遣なんて仕事が出来ちゃったんだ
一億総中流時代の頃には考えられなかった事が今おきている
三十年前にはホームレスなんていなかった
サラ金なんてのも無かった
しずしずと凪いでいく
蔦だらけの一月を
散り蓮華から
口へと移す
開脚して
熱っぽくなった北風は
苦しげな君の息だった
ということが今なら
よくわかる
経験を積んだ雲は鼻につく
雪も霜も無いというのに
熱だけが解けるのを待って
日向に咲いた
ペットボトルで窒息だったか
ワカラナイ
コトバモブンカモマワリノヒトモ
ナニヒトツシラナイヤ
ダレモタスケテハクレナイシ
スベテヒトリデヤラナクチャ
そんな所へ行ってみたい
言葉や文化や周りの人に
甘えすぎてる自分の為に
ああ うざったい
すべて 蹴っ飛ばしたい
息が詰まる もう退屈で死にそう
もう 耐え切れない
偉そうにしたがる人間ほど 弱いってしってるよ
やたら自慢したがる人間ほど 醜いってしってるよ
だからもう 終わりにしたい
廻る廻る 虹色の螺旋階段を 走りぬけ
琥珀色のはちみつみたいな とろとろな 川を じゃばじゃば渡る
そこは 緑の森で
ぷーんと 甘い甘いカオリ がした
揺れる揺れる 虹色のブランコから 飛び降りて
どでかい ケーキに 大着地
小さいながらどうどうと
でかいのきたら とりあえずほえて隠れ
強い風に長い毛並みをひゅーひゅーながされつつ
はやめにてくてく、のフワッ尻 がなんとも
ぎゅう~っと膠着していたものを やわらかく振りほどいてくれた
たまにこちらをかくにん
導くままに私は歩く
解せない枷には興味はなく
しかし私は平穏だった
私は人間と出会った
明るく振舞う彼女が眩しかった
だが、ただそれだけでしかなかった
彼女が事途切れた証を静観できる
平穏であることが
私の存在の証なのだから
つまらないかどうかは関係ない