夢に詰まった大人の肩に
冷たい雨水がのしかかる
道化師の真似事を始める幼子
心臓の古傷を抑え叱る
孤独に慣れた道化師は笑う
人の行く末を喜劇に変えて・・
杖をつく盲目の信者
私もなんら変わらない
ただ目を逸らすだけの信者
橋は壊れ
地面は別れてしまった
道を作る人の背ばかりを追っているうちに
前を見ることすらできなくなってしまった
失ったものに気づいて打ちひしがれる
雨は私を地面へと押さえつけるようになり
道化師は・・そんな私に見向きもしなくなった
盲目の私は神に祈る
どうかこの世が死んでしまわぬように、と
世界中の祈りの粒は
そのほとんどが誰の目にもとまらずに
火を灯され燃えるように
キラキラと輝き消えていく








