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問う

言葉は、伝える記号ではないだろうか

言葉が死んでいる

言葉が喜んでいる

言葉が弾んでいる

言葉が浮き上がっている

様々に語られることがあるが

その単体ではないはずだ。

そこを紡ぎ出す人間のこころがそこに感じるからであるはずだ

君は 風といっしょになる

だれでも 悩むよ
だれでも 迷うよ
だれでも 苦しむはず

でもね でもね 
だれでも 答えを持っているよ
だれでも 答えを捜せるはす
だれでも 君の中に答えを持っている

だから 君は笑って
だから 君は歌って
だから 君は弾(はず)むんだよ

いつも いつも

劇場

 
 
軟らかな自転車に乗って階段を下りる
ハンドルが人の手みたいに生温かく汗ばんでいる
階段の下には民家と民家に挟まるような形で
小さくて細い劇場がある
切符売場で数枚の硬貨を出すと係の女性が
異物を扱うような仕種でチケットを差し出す

「あっこガーデン」

17歳のまんまの君は
練習試合も出来ない位狭いグランドの
片隅で

17歳のまんまの君は
野球の練習のお邪魔をしないように
ほんの片隅で

ピンクのチューリップになって

真っ黒に日焼けした野球少年達を
見つめている

「あっこ」
君が亡くなって1年半が過ぎた

缶切り

僕がやってきた悪いことも
僕が言ってきた悪い言葉も
全部全部背負い込んで
幸せを探している

おいしい食卓に大好きな人たちが並んでいる
そんな夢の中を漂流して僕は生きている
100円の缶詰も悪くないけど
缶切りが見つからないんだ

入口しかないこの迷路

生きている理由

僕たちは
生きている理由を知らない
生まれて来た理由を知らない
だけど
その人生の中で
何かを大切だと思えたら
それだけで
素晴らしい事だと
思う・・・。

人生の香り

君の負ったその傷を誰も癒すことなんてできないだろう

君の出逢った悲しみは僕だけじゃ背負いきれない
でもその悲しみの所為で動けないでいるのなら
僕と一緒にここから旅立とう

冷めた瞳を君がするたびに僕の心は悲しくなった
君を抱きしめるよ
君が温かい涙を知るその時まで

ぼくときみ

無言の会話をしよう

あなたは私を知らない

私はあなたを知らない

だけど

何度も目線が重なる

何度も

何度も

目の奥で熱いものが溢れている

大切な物語

つまらないことで考えたって
何も残らない そうでしょ?
やりたい事見つけてしまえば
少しは気が晴れるんだ

涙を零して虹を作ってた
その七色は迷いの色じゃないよね

難しそうな顔を浮かべていて
未来のことについて考える
それでも正しいことなんだけどさ

激辛ケーキ

かわいい彼女が作ってきた
小さなイチゴのケーキ
どんな味がするのだろうかな?

もうすぐ誕生日が来る
彼女は祝ってくれるかな
いつもは君は厳しいけれども

今日は優しくなるのかな?

彼女はケーキを持ってきて
早く食べてと言ってきた
いつもは厳しいんだけど

カーネーション

十字架にかけられたイエスの
母マリアが
流した涙の跡に咲いた花が
最初のカーネーションだという

幼い頃
暗闇が怖くて泣いていた
私の背中をさすって
「大丈夫だよ」と
優しく私を包み込んでくれた母

大人になってからも
気が弱くて泣いてばかりいた
私の手を握って

ユメカノ

誰かを好きになる
権利はあるのかな?
自分に訊いてみても
答えは出て来ない

僕の後ろに現れた
同じくらいの女の子
付き合って言ってた
でも君は偽物だろ

僕の想像で創られたんだろ

自分が創った一つの逃げ道
それは君と言う甘い証拠
偽物だとわかっているけど

鳥かごのキリン

 
 
 
鳥かごの中で
小さなキリンを飼ってる
餌は野菜だけでよいので世話が楽だし
時々きれいな声で鳴いたりもする

夕焼けを見るのが好きで
晴れた日の夕方は
日が沈むまでずっと西の空を見ている
雨や曇の日はすっかり元気をなくしてしまうので
ぼくは夕焼けの絵を描く

甘えることが許されなかった きみへ

触れ合うことは 瞳
触れ合うことは 声
触れ合うことは 手

瞳で きみを 抱き締める
声で きみを 抱き締める
手で きみを 抱き締める

手の温もりが
きみの 瞳を輝かせる
手の温もりが
きみの 声を弾ませる

時には ひとつの手だけでは 足りない
時には 両手で 

飴と名付けた月華楼

緋色に焦げた水杯

獅子の寂しさなぞらえて

煙管の煙で風情を謳う

下弦の心は水面に映り

鬼面の涙が心打つ

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