あの人の
ていねいな口付けは
ワインレッドの
Heartはみ出し
わたしの赤を上気さす
そのせいで
きょうもチーク要らず
かろうじて
直すに至った
ネイル・カラー
こどもじみた爪
かくす
あなたにあげた
すなおにあげた
昨日までのわたし
過去の
幻想の餌食になぁれ.
あの人の
ていねいな口付けは
ワインレッドの
Heartはみ出し
わたしの赤を上気さす
そのせいで
きょうもチーク要らず
かろうじて
直すに至った
ネイル・カラー
こどもじみた爪
かくす
あなたにあげた
すなおにあげた
昨日までのわたし
過去の
幻想の餌食になぁれ.
笑かしましょう
笑う門
この世をつかさどる神様は
笑うのがなにより
好き
慎みましょう
謹んで
つまらぬことは
避けても結わぬ
覚悟でもって
うごきましょう
笑いの好きな神様は
昨日すれちがった
ばかりかも..
夜でもなく
朝でもない
二人は両性の
やさしい色なら
わたしは知ってる
人の中身を引き立てて
美しさを引き出す色たち
尊いながらも
愛おしい
真実になれる
ほんとうにやさしいのは
黒色
そっとわたしの背にかけられた
一枚の羽は
足下を護り続ける
私を名をよんで
一度でよいから
めぐり行き
かえり行くことの意味を
うしなってしまう前に
記憶はきえてしまっても
今ここに在った優しいうつつを
この星にきざむ、ささやかな幸福があまい
そっとほほえんで
別の世界へ
滑り落ちてゆく、わたし。
ねぇ
こういうのって反則負け
みんなのことが好き
顔がみたくなった
そんなの嘘
じぶんのことが好きなだけ
だれよりつよく
愛かんじてたい
だから
来ました
逃げても
逃げても
負ってくる
消せない自分の
影背負って
きょうもあしたも
鬼ごっこ
きっかけは
きみ は だあれ
なまえ は あるの
『アリエッティ』
アリエッティのまん丸な瞳に
ぼく の あおじろい寂しさが
映って いる
アリエッティは いつのまに
ぼく の こころ の なかで
暮らしていた
アリエッティと過ごした日々が
いつまでも続いてほしかった
いとおしい私の人形が醜い舞を踊っている
私の聞こえる所で
私の見える場所で
鏡の私は醜い舞を踊っている
私の聞こえないところで
私の見えにくい場所で
疑心暗鬼に逃げ道を見つけ
心を置き去りにした吹き溜まりに安堵する
薄皮一枚の信頼は少しずつ視界を曇らせ
つまらないと感じてた
変えようとしてる自分がいた
こんな朝も劇的に
変わるようにもがいたんだ
毎日が単調で怯えてた
どうしてこんなことになるの?
去年はこんなこと
考えてなんかいなかったのに
あの日に戻りたいよ
でも戻れないものだって
あの日の友達から来た
男と女には
道具はいらない
いるとすれば
種
もちろん
男が 種を 蒔いて
女 という名の 土の中へ
深くへ
奥へ
奥深くへ と
女 という名の土が
ちきゅう
という なの しきゅう へ
種を たらし込む
家の隅で行き急ぐ母をみる
私はそれだけで壊れそうだ
壊れそうなんだ
夕食の隅でささやきが聞こえる
さざなみよ鳴り響け、もっと鳴り響け
私の心がクズ鉄に守られる前に
楽しいからこそすべてが安泰だとか
愛してるからそれ以外はどうでもいいだとか
人は約束なしでは生きられない
約束は時に「法律」「常識」そして「幸福」という名を冠することがある
だからこそ私たちは時折立ち止まり
約束のやぶりかたを模索することがあるのだ
そして気付いてしまう
「私」の自同率がすべてを受け入れてしまうことに
他人と他人が愛し合って私達が生まれた
立派かどうかもよく分からない柱と天井の下
軽いジョークとスカスカな名言だけを吸収して
私たちはおかげさま
大変立派な大人になれました
嗚呼それでも私は
死にたくなるほど嫌いな未来を受け入れられません
みんなが目指す道の端で
昼と夜との濃度勾配が出来た夏の夕空に
一番星を見つけた
茜色と藍色の交わるところ
どこを見渡しても
キミの姿は見つからない