時を惜しむとは
明日でもない
明後日でもない
「今」を惜しむことだ!
先送りしていては
何も変わらない
全くそのままの状態で
来年の今日を迎えるだけだ
その場その場で
決着をつけなければ
人生は変わらない
そんなことは何十年も前から
わかっている
なのに
時を惜しむとは
明日でもない
明後日でもない
「今」を惜しむことだ!
先送りしていては
何も変わらない
全くそのままの状態で
来年の今日を迎えるだけだ
その場その場で
決着をつけなければ
人生は変わらない
そんなことは何十年も前から
わかっている
なのに
自分のことは
自分がいちばん知っている
つもりでいる自分よりも
自分のことを知っている他人が
自分の外にいる
自分が見ている自分は
自分の一部で
他人が見ている
自分の全体ではない
自分の心も
もし心にかたちがあるとしたら
自分が見ているのは
自分の心の一部で
わたしは金の卵よと言って
オーディションに娘が応募した。
三度目の正直だからね。
今度落ちたら自殺するしかないね
と父親が言った。
・・・果たして
娘は落ちてしまった。
写真もちゃんと撮れているのに。
父親に似たのが不幸だったのか。
どうしよう!?
反省なき自己肯定は
前進なき自己満足。
強がりは装えても
現実は、装えない!
つまりは
現実がどうなんだ!?
ということだ。
隠し切れない現実。
それを直視することなく
夢を、未来を語っても
それは前進なき自己満足。
何も変わらない!
何も始まらない!
虚しい自己肯定を
繰り返す前に
謙虚に反省すべし。
原因は、やはり、オレにある。
思えばオレは
人の言うことが聞けない
耳なしだ。
あー!
何でもこんなもんだ。
乗り越えてしまえばこんなもんだ。
受かってしまえばこんなもんだ。
ついでに、片思いの恋も
終わってしまえばこんなもんだ。
人生とはこんなもんだ!
そこでオレの悩み?ひとつ
赤門の入学式には何を着ていこうか?
ちっとも覚わんねぇー
ロシア語の単語
ちっとも覚わんねぇー
ロシア語の格変化
語学の習得とは
体育館の床の汚れを
這いつくばって
舐めとる作業に等しい
と誰かが言ったが
というのはウソで
実はオレが言ったが
こんな過酷な労働が
まだまだ永遠に続くのだ!
あんなに明るく
君を照らしていた
心の光は
電池が弱った懐中電灯のように
萎んでしまった
闇に吸いこまれる寸前の
薄オレンジ色の
かぼそい光
片思いの恋も
終わってしまえば
こんなもんだ
時間とともに剥げ落ちることばのメッキ
誰もがそれに気づいていながら
あえて口にはしない
何も知らずに
上っ面だけの笑顔をふりまくきみ
裸の王様
これからもきみは何も気づかずに
生きていくのだろう
傷つくことだけに敏感で
相手を傷つけるという意識もないままに
都合のいいときだけにスイッチを入れ
用事が済んだらスイッチを消す
ONとOFFの人間関係
人間関係の省エネ化
都会人の、都会かぶれの
暗黙のルール
現代人の二者択一
家族も
友人も
バンドもファンも
忘れようとした女の名がしのぶ
新しく好きになった女の名が
これまたしのぶ
しのぶを忘れるためにしのぶを好きになった
新しいしのぶとダメになったとき
現れたのが古いしのぶ
新しいしのぶを忘れるために古いしのぶを好きになった
・・・そのしのぶも今はもういない
掘る
掘る
ただ、掘る
光を求めるからではなく
それを信じるからではなく
掘る
掘る
ただ、掘る
生きる、だけのために
励ましのコトバは
割れたガラス片
善意が悪意に変質し
ときに憎しみにさえ変わる
善意のコトバに酔いしれるオレ
流血する君のこころ
何も感じずに
そんな罪を重ねてきたオレ
自覚なき犯罪者