詩の投稿サイト poecs

poecs ではブログ感覚で詩を投稿して、みんなに公開することが出来ます。コメント&トラックバック機能を使えば利用者同士の交流や、外部ブログとの連携も可能です。

ログイン / ユーザー登録をする / パスワード再発行

ログインフォーム
ユーザー登録をする

福子のノート

未熟

電車にも乗ったことがない女の子が
「嗚呼 なんて世界は狭いのかしら」と歌ったの

(こんな馬鹿なことってある?)

社会的に役に立っているのかってそういうレベルの話をしたいんだ君と

愛していたい
一人でいたい
どうしていたい?

「我儘ね」ってそんな一言で片づけられないそんなもんじゃなくて
もっと根本的なものだよわかるだろう?

愛して痛い
一人で痛い
どうして痛い?

生きる意味だよそうだ君はどうして生きるんだい?

赤のガーベラ

秩序正しく世界がまわりますように
君という花が枯れませぬように

正義が悪に勝ちますように
君という花が捨てられぬように

愛する者が傍にいる
その温かさを教えてくれたのは

血の色真っ赤に微笑んでいる
君でした

残念

いいの
全部神様に任せました

誰もいない部屋で二人
沈黙に耐えられない君

逃げ出すのなら そう
君の負けね

こわれもの

なにかを残したくて
ずっとずっと怖かったんだ
今にも貴方が消えそうで
今にもわたしが壊れそうで

こうして寝ている間に
夜が過ぎ去っていくように
わたしが瞬きしている間に
貴方が過ぎ去っていくような気がしたの

悪魔は悪くないわ
堕ちていく人間が見たいだけ
甘美な褒美に目が眩んだ人間の
絶望した顔が見たいだけなのよ

純情

知ってしまった
貴方の本当の姿
もしそれが本当ならば
大きな声で愛を誓いたい

卒業

仲良く別れられたなら
大人に近づけた証だよね
慣れるまでにはまだ
時間がかかりそうだけど

わからないよ
空は高すぎて 雨は冷たすぎて

四本足の椅子が待ってる
枯れた花を抱いた少年を

暗闇は光をさえぎって
ブランコがひとりでに揺れた

星はそこにあるのに
太陽もそこにいるから

みえないよ
人は小さすぎて 一人じゃ弱すぎて

笑うって口角上げること

なんとなく

おかあさまが
ズボラなおとうさまと
結婚しなければ

おばあさまが
格好いいおじいさまと
結婚しなければ

そうやってさかのぼっていけば
人の渦

人を嫌いになっている場合ではございませぬね
わたくしはこうやって
ひとからひとへと生きてきた

だからもう

空中浮遊

人形はそれでも願った
あなたを泣かせたのは私だ

はさみでこの糸を切ってください
動けなくなる代わりに
やっと自由になれるから

ゆめ思うな
人間であるなんてこと
自分の意志で動けないくせに

走るも泣くも愛するも
すべてはあなたの手中に

ゆめ

傘と靴もありません
あたしが欲しいモノはすべて貴方が持っています

泣き叫び、雨
天使の微笑み 目はあたしを捉えたまま

電車に乗り遅れて ああ
駅員の家族自慢がかなしい

おわりたい
そう願うことも叶わない

からみつく束縛
触れるだけがゆめ?

死神

退屈しのぎに遊んでみよーか
きみはさあ こーゆーの好き?

ラムネの飴を頬張って
咲かせてみせよう満面の笑み

くだらねえって
それでいいんだよ今はね

あはは
マリオも驚きのジャンプ力

ああ気をつけて
こっちはやり直しが効かないから

そうだよ

時代

さがすよ
負けず嫌いな君に似合うはな

誰かの欲望にココロえぐられても
いつも君は笑ってたね

湖に沈められた一個のどうぶつ
頭をよぎるは血塗られた過去

それでも未だに手を伸ばすはどうして?
すべてすべて捨ててきたはず

それでも振り切れない何かはなに?

赤黒い帯

愛さがしたその先にあるもの
ないと知りながらあると信じている純粋さ

苦しむのは悲しむのはわたしの気持ちが決める
喜びの黄色い鳩は狙われる

ひとがひとをきれいにし汚くするのなら
わたしの存在意義はきっと奇跡にしてはいけない

愛もとめるその根底にあるもの

  • RSS Feed
  • Save this page to del.icio.us