言葉は足りてる
余るから零すんだよ
欲張りは
抱えるのが上手くないから
いつも足りないと泣く
抱えなければいい
足りない分だけ
掬えばいい
掌で
言葉は足りてる
余るから零すんだよ
欲張りは
抱えるのが上手くないから
いつも足りないと泣く
抱えなければいい
足りない分だけ
掬えばいい
掌で
ふくらんで
実ったよ、心
鳳仙花
弾け飛びました、種
土に還るのは
誰の為に
幼いわたしを
誰も
紅く染めては
くれない
脳内を泳ぐバタアシで
真夜中スイミング
充電が切れて
ケータイ閉じるみたいに
ため息ひとつ
瞼を閉じた
いつも足りない睡眠
わたしは泳ぐの苦手だった
今夜もベッドに溺れては
泳ぐ
らしさ らしさ らしさ
ねぇ
らしさって何
人間らしさ
君らしさ
僕らしさ
プラス思考が自分らしさなら
マイナス思考だって立派な自分らしさじゃないか
大切なことは
前を向いて生きることではない
素直に生きること
男だったら
尖んがっていたいじゃない
ふらふらと
転がって行かないような
しかくいこころで
きみの目はまあるいね
どうかぼくのこころを
包んでおくれよ
こんなにも胸の詰まる
世の中
おさらば出来るのなら
向かうのは
頭の中
目を閉じたら浮かび上がる
別天地
戸惑いや
いさかいも無くて
何もない
誰もいない
わたしでさえ
いない世界
夢は見ています
でも、自分見失っています
夢は持っています
でも、こだわりとかありません
夢でしかない夢
夢みたいな
現実見たいな
静寂がわたしを支配している
いや、違った
ただ聴き取れていないだけだ
わたしの五感では
補えないような周波数で
両方の耳は確かに支配されている
音がしようがしまいが
支配されていることには
変わりはないけれど
あなたにそっと触れたこと
誰にも云わないでください
ささやかな想いに
素直に従い
手にしたあなたの破片
掌の上でこちらを窺うような
あなたの心に
わたしの心が
少し照れ臭そうに
踊るようです
言葉が落っこちる
口から零れては
井戸の中で音を立てる
しとしと
ひたひた
増してゆく言葉の水嵩
汲み上げるのは誰
溢れる前に
何度も汲み出すんだ
そう何度でも
そして今日もまた
何も決まる事の無い会議が
始まろうとしている
私は随分昔から
待つ人も物も無かったように思います
いや、正確には
ずっと待ってはいるけれど
一度足りとも私の元へ
何かがやってきた事が無かったのでした
そこで私は家の前に
停留所を設置する事にしました
するとどうでしょうか
穏やかな春風が吹き
汗ばむ梅雨が到来し
何ひとつ乗り越えることもなく
今日も陽が暮れていく
さっきまで
痺れていた足の事など
無かったかのように
また座り込んで
お腹いっぱいに
酸素を吸い込んでは
吐いて捨てる
反エコ運動実施中
気が付けば平坦な道ばかり
歩いて来ました
見上げれば信号は青色で
立ち止まることもなく
ただ真っ直ぐなだけの
この道は
辛くないけど楽しくもないです
けど
幸せです
迷いがないから
素直に生きてゆける
しんしん深夜。
僕は乗り込んだ、
深夜バス。
ドアが閉まればまるで、
カプセルの中にいるみたいだ。
窓が曇るから、
外の世界は見えない。
今ある世界は、
この小さく狭いカプセルの中。
外は雪が強くふぶいている。
なのに此処は暖かく静かだ。
外と中。
1枚のガラスで、