辛くないと言ったら
嘘になるけど
辛いと言ってしまえば
それが現実になる
蝉の声 祇園囃子
浴衣の君は 夏の彩り
提燈灯す 烏丸四条
恋する心が 京の夏色
愛しいだなんて 言えなくて
近付き触れた 手を握り締めた
僕の影は
じわりじわり
長くなって
決断を迫るように
空は真っ赤に燃えた
沈んでいった夕日は
自らの証を確かに
空に刻んで今日も消えた
僕の証を刻み込んだ
君の心も燃えて
無くなってしまった
それでも僕は
世界から消えられない
走り出せ
そこにはもう
君の居場所はない
走り出せ
どこに行っても
君は君でいられる
走り出せ
煌く過去を抱いて
輝く夢を誓って
そしてきっとまた
同じだけど違う
僕は君と巡り会いたい
涙が落ちていった
君の頬に落ちていった
それでも君はもう
その雫を拭き取れない
一人でいることが怖いんじゃない
君がいなくなったことを
いずれ受け入れる未来の自分が
『ねぇ』
『どうしようもなく怖いよ』
終わってしまった
終わってしまったんだね
何度も心に問いかける
答えは返ってこないけれど
終わってしまった
終わってしまったんだね
心に傷を増やしてゆく
涙が今日も止まらない
見つめよう
大事なものを
見つめよう
愛するひとを
見つめよう
自分の迷いを
そこから感じる何かが
言葉にできないものが
何より確かな道しるべ
抱締められて機嫌が直るような
そんな安い女じゃなかったんだけどなぁ
貴方の温もりでまた
思考回路が麻痺してゆく
数え切れないほど
君との会話をフラッシュバック
ああ やっぱり
早く逢いたいなぁ
想像だけじゃぁ 満足できないよ
目を閉じれば
いつも貴方がいてくれた
手を伸ばせど
いつも触れられないまま
耳を澄ませば
今日も蝉の声が五月蝿い
なぜ離れなければいけないのかな
どうして終わりにしなければならないのかな
なんで貴方のことを考えてはいけないのかな
沈んでいく夕日に何を願えばよかったのかな
煌いている星に何を祈ればよかったのかな
昇ってくる朝日に何を誓えばよかったのかな
僕が僕のままで
決めたのに
また迷い始めて
そんな自分が
また嫌いになって
そんなときでも
貴方と話せて
もうちょっと頑張ろうって
そう 思えたんだ
努力することは
めんどくさくて
しんどくて
そのくせ
何かが得られる
保証なんてなくて
それでも
努力してく過程で
経験した全ては
自分を輝かせる
見えない灯となる
くだらない
汚い灯でも
自分自身で
大切に守れば
誰かが気づいてくれる
その美しさに