現実が夢を作るのではない
夢が現実を作るのだ
だから
夢で構成されていない現実はない
よい現実の出現を期待して
人はより良い夢を育むのだ
現実の材料は夢のなかにこそあるのだ
夢が現実を作るのではない
現実が夢を作るのだ
だから
現実が夢を作るのではない
夢が現実を作るのだ
だから
夢で構成されていない現実はない
よい現実の出現を期待して
人はより良い夢を育むのだ
現実の材料は夢のなかにこそあるのだ
夢が現実を作るのではない
現実が夢を作るのだ
だから
光が蒸発していく駅舎
待合室の隅のほうで
一匹のエンマコオロギが
行き場をなくしている
他に行くところのない子供たち
髪にきれいに飾られた赤いリボン
鼻から伸びているチューブ
幸せ、不幸せを感じられるうちは
人はまだ幸せなのかもしれない
きのうのねこ
いたところ
いってみたけどいなかった
きのうおもうところのねこは
どこねとたずねれど
だあれもしらないなのないねこのこ
なのないわたしをしるものはなし
なのないねこをもっとしるものの
はなしはなし
なんにも
えられぬよるだった
いま君は何処にいて 何をしてるだろう
僕の空は青いけど 君の空はどうだろう
あれから始まった「遠距離」
最初は嬉しくてたまらなかった…
けど今は不安で不安でしょうがない
毎日メールは来るけれど
それでも不安でしょうがない
時間の重みに今きがついて
時間の速さに今おののいて
①プラットホームは風景
プラットホームに目があって
プラットホームで目があった
あなたのお目目はまんまるお目目
豆が欲しいか空遣るぞ
みんなで仲良く飛んで池
いけいけいけいけ飛んでいけ
今日は僕の旅立ちの日 一世一代の大舞台
旅の連れはかわいいあの子 チャームポイントはきれいな巻き毛
あの子が僕に乗せられて 僕らはもうすぐ発射する
僕を作った人たちの 期待を受けて僕らは旅立つ
もうすこし
待って欲しい
これが冷めるまで
それくらい時間あるでしょ
それとも寒い
わたしといると
そんなに憂鬱
二人でいると
時計と空ばかりきにしている
熱いココアだけは
ふたりを無視している
キッチンで君と二人
こんにゃくをちぎっていく
娘は一人、二階で
静かに宿題をしている
こうして手でちぎると味がよく染みこむのよ
君が母親から教えてもらったように
僕は君から教えてもらっている
こんにゃくの中心を目指して
ひたすらちぎっていく
その度に中心は移動し
立ち止まる勇気
終わらせる力
その先にあなたがいるのなら
あなたに出逢えば全てが終わる
それだけで
僕の心が照らされる
でも太陽はあなたを焼き尽くす
止まれない過ち
叫び続けるサイレン
それだけが夜を切り裂いた
あなたを探せば全てが変わる
それだけで
僕の心が救われる
偶然も必然もない
出会いも結実もない
あるのはある出来事だけだ
原因も結果もない
あるのはある連綿だけだ
だからだから
だから僕は時として
時として恥じないように
時として生きようなどと
考えることもある
時としてただ時として
美惑の香り すれ違う空気を漂う
明るい髪色のカールが シャンとした背中で踊る
追った目は 急に振り向き合わさった視線を
カワスことができない
大きめの瞳は 沢山の光をすい込んで
スモーキーなシャドーが優しさにフィルタをかける
たまに言葉を交わすだけの
しずかなところ なのですね
絵画のような 晩ですね
三日月は 地面をそろそろと引っくりかえし
濃紺の空には 銀砂が撒かれたような星たち
池の中の月は はかなく揺らめいて ゆらめいて
夜のかおりで満ちる岸辺で
陽射しは
間違いなく温かさを運んで来た
けれど
風は相変わらず冷たさをもたらす
優しさと意地悪
温柔と意固地
思いやりと冷淡
相反する状況が交叉する
煩わしいひと時
どちらも主張を繰り返す
鬱陶しい時間
僕は落ち着かないこの時に弄ばれ
ふと
わたしは金の卵よと言って
オーディションに娘が応募した。
三度目の正直だからね。
今度落ちたら自殺するしかないね
と父親が言った。
・・・果たして
娘は落ちてしまった。
写真もちゃんと撮れているのに。
父親に似たのが不幸だったのか。
どうしよう!?
夕日は鏡になっていて
きっとどこかを映してた
あるいていると全部がみえた
あかい あかい 真っ赤だな-血が
わたしんなかがそうだから
きっと夕日があんなに薄まって
わけてもらえてて-赤
いままでどんなに怪我をしても
薄まることはなかった-記憶の断片
赤は奥に秘めた海-果肉