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本当はこんなこと

“何にも惑わされず 自立して生きたい”

…本当はこんなこと
短冊に書くことではないのだけれど

色探し、君探し

色づいた世界は眩しくて
淡い水色が僕の頭上にいて 白が駆け抜ける
真っ赤なオレンジが光ってる

白黒な僕は周りの色に囲まれていく
上手くいえなくて困らせた
初めて聞く単語にクエスチョンを飛ばして
風が吹けば吃驚する
誰かが走ってるのを見るとバクバクする

水たまり

雨上がりの道端に
水たまりがひとつ
水たまりに深みは無く
雨上がりのガッツイた太陽によって
あっと言う間に乾いて無くなる。

しかし、水たまりは消えて無くなるわずかの間
空の青さと空の深みを写すのだ
雨上がりの美しい空を

魚は水草にしがみつきながら

ゆっくりと呼吸をしていた。

いつの間にここは

こんなにも息苦しくなってしまったのだろう。

 

金魚鉢の中からガラス越しに見る世界。

ひどく歪んでいて

全てが他人事のように思えた。

 

ねえ?

この物語の主人公は誰?

 

女子

愛が死んだ、って
嘆く人がいる

嘘だろ、って
叫ぶ人がいる

人に囲まれているからだ
尽きない悩みに

話したところですっきりしない
黙ったところですっきりしない

突然の停電で泣き叫ぶ
子供のようなあたし

見えないってだけで
こんなに怖い

あんなに遠ざけてたくせに

フードコート

なに食べる?

たくさん並んでるお店の中から一つだけ決めるの苦手で
そしてそのお店の数あるメニューから一つだけなんてますます頭が混乱する
すぐにあなたはうどんを選んだ
まっさきにそこへ向かう
まるで流星のような背中

わたしは
乱舞するテーブルの間に

一人
立ち尽くし

箱。

甘い香、
チョコレートの箱。

カランとひとつ鳴らし、
惜しむようにつまみ出す。

最後の一粒が、
指で溶けるよ。

ちよこれいと

箱は音を失い、
空となった。

それも選択肢、これも選択肢、僕の未来は2つの選択だけ

君に言い出せない言葉のもどかしさに
何度も悩まされたよ

でも。たとえ僕らの今の関係が崩れても
僕は後悔はしない

それが僕の運命だったって諦めるから
たった二文字の言葉

(悩んで出した結果、悪いか良いかは分かるわけないでしょ)

星に願えば

時がとまればいい。

ありふれた言葉を
 
いま聞かせて。

 
寄り添うふたりの影は
 
星に染まってしまうから
 
もうみえなくなるね。 

 
どうしてこんなに

いとしい気持ちを知るの

ただ胸にあふれて

きみが滲んでゆくよ。

 
あとちょっとだけ

 

幸せの形

自分が幸せになりたいって思うから

幸せってなんだろうって

考えてしまう

だから誰かを

幸せにしてあげたいって

そう思った方が

幸せの形が

見えてくると思う・・・。

broken

終わってしまった
終わってしまったんだね

何度も心に問いかける
答えは返ってこないけれど

終わってしまった
終わってしまったんだね

心に傷を増やしてゆく
涙が今日も止まらない

排気管

お前が笑おうと お前が泣こうと
そんなこと知ったこっちゃない

お前は排気管に過ぎない
世の中の毒と汚物を世間に垂れ流す
ただの排気管に過ぎない

なぁ
お前は人間をやめて排気管に成り下がったわけだが
その澱んだ両目に俺はどう映る?

jim H

その褐色の巨人は
毛髪からエレキを放電し
異様な叫び声を上げたり
心を揺さぶる言葉を呟き

その褐色の巨人は
無骨な太い指で
楽器の喉元を押さえ
楽器の内臓を掻き毟って
悲鳴を上げさせ、楽器の悲鳴に酔いしれ
その悲鳴をマーシャルアンプで増幅させていった。

風よ 恋よ

どうせ変わらないよ

きみが一人でどっかへいっちまったってさ

どうせ明日と同じ風が吹くだけ

だけどぼくは
気持ちというものを捨てちゃ居ない
だから悲しむのよ

吹きすさぶのよ

きのうあたたかいと思えてた風が
あなたのせいで痛く突き刺さってくるのよ

かいば桶

このごろは
海にさえ
行きたくなくなった

あの波音
弱くなってたらどうしよう.
と思うからだ

よわっちいしまうまのタテガミ
そこにしがみついて
ねぐらを移るあの羽音に怯えている
寿命わずかを楽しむ虫

うまく感動すらできなくなって
涙流す経路つくってあげなくてはと

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