あなたと
あなたが
いたら
きっと
いろいろ
これから
教えてくれるね
わたしが
ほんとうに
知りたかった事を
教えてくれるね
時期かな
時期かね
そういう
教われる様な
たっぷりと吸った雨ごこち
雨後の土はあたたかく蒸されて
花をいつ打ち上げようか待っている
あなたと
あなたが
いたら
きっと
いろいろ
これから
教えてくれるね
わたしが
ほんとうに
知りたかった事を
教えてくれるね
時期かな
時期かね
そういう
教われる様な
たっぷりと吸った雨ごこち
雨後の土はあたたかく蒸されて
花をいつ打ち上げようか待っている
メールBOX そこに君の名前があるだけで こんなにも嬉しくなれる
君からのたったひとつの言葉だけで 明日も頑張ろう そう思える
君に また明日ね って言えただけで こんなにも幸せになれる
嬉しいのに 幸せなのに なぜだか目から 水が零れ落ちるんだ
水 だよ? 涙 は嬉しいときに流すものじゃないもんね
堂々と これは涙じゃない って言えちゃうもんね
静穏な水面に 一粒の涙が落ち
月の光は波紋となって
闇の中へ
月は 静かに歪み輝く
広がった波紋は
どこまでも伸び
闇に溶ける
心の中の小さな波紋は
闇に紛れてあなたと溶ける
僕と同じ温度を保って
こぎ続けられた自転車が
雨を避けておさまってる
一匹の虫がサドルから落ちた
葉っぱしか食べられない虫
それ以外に見当がつかない
貼紙に書かれた
「駐輪場使用に当たっての注意事項」より
僕はきっと速く走ることができるはずだ
一晩中齧り続けていたんだろう
プラスチックの値札にたくさんつけられた
君の歯型
僕は茹でたカニをリュックにつめながら
君に謝る言葉を考えてる
遠く列の先では
レジ係の人が自分の仕事に忙しい
煩雑な手続きが多すぎて
「切ない」までたどりつけない
机の上には何も無く
椅子はぽつんとその前で
君の上に座っていたあの人のことを
思い出しているのだろうか
机の前でひたすら勉強に打ち込むあの人と
共に過ごした日々を
秘かな想いを胸の奥にしまい
ずっと陰で支えていたあの頃を
あの人が旅立つ時
貴方が笑ってくれた
整った その顔をくしゃくしゃにして その 澄んだ瞳に私を映して
さらさらなびく その髪に 私は触れたくなった
抑えきれない衝動 女の子にだって あるんだね
もっとそばで ずっとそばで みつめていたい
ころころ変わる 貴方の表情
わたしは あなたがかっこいいことを知っている
わたしは あなたの声が低く響くことを知っている
わたしは あなたの匂いは心地いいことを知っている
わたしは あなたの手が大きくて暖かいことを知っている
わたしは あなたが生きていることを知っている
クリームソーダのバニラアイスが
解けてしまう前に
口付けを交わしましょう
だって私は
そんなに気長に待てないわ
ほら
バニラクリームが
グリーンの泡沫を含む
ソーダ水に
どんどん
どんどん
溶けちゃうわ
貴方と私の距離も
溶けて
離れて
消えて
私の存在も
ここはベルサイユ宮殿
シャンデリアの下で華やかな貴族達が
楽しそうに踊っている
ひときわ目立つのは マリーアントワネット
笑みを浮かべておどり続ける マリーアントワネット
いつまでも いつまでも 華やかな宴は時を忘れたかのように続く
窓から差し込む 初夏の西陽に
ひたむきな横顔が
きらきらしてる
強く軟らかな 初夏の西陽のような
ふと見せる笑顔に
どきどきしてる
シャンパン色の 初夏の西陽は
光で満たしたその姿に
しゅわしゅわ弾ける
あなたなしじゃ
生きていけない身体にしたくせに
どうしてあなたは
あたしを捨てるの?
死んでしまえというの?
それならせめて
最後の最後まで
ひどい言葉を浴びせてくれたら
あたしはすぐに
死んでしまえたのに
募りつもった想いを
たった2つの音にして あなたに伝える
「すき」
そう言ってしまったら
抑えていた感情は 洪水のごとく溢れ出す
堤防が決壊し すべてのものを飲み込んでいく
やがて氾濫は治まり あたりは静隠な水面
賑わった時間さえ 水に沈んで
彼女の瞳に映る私は 「優しいひと」
彼の瞳に映る私は 「厳しいひと」
あなたの瞳に映る私は 「あまえんぼう」
あいつの瞳に映る私は 「つよがりんぼう」
どれが本当のわたし?
どれも本当のわたし
性格に裏表があるわけじゃないの
何人ものわたしが
落とし物に気付いた
辿って 辿って
思いだし 思い出して
漸く見つけ出した
それがこいつだ
だが
こいつがあった
その時がどこにも見あたらない
さて
ここで今
こいつをどう使ったものか